カテゴリー ‘ジェンダー’ のアーカイブ
徒然なるままに

少子化対策の“本丸”

本日付各紙は日本の出生率が1・26から1・20に下がったことを大きく報じている。特に東京では初めて1を割り込み、0・99に落ち込んだ。岸田政権は“異次元の少子化対策”と銘打ってすでに1年半となるが、確たる成果は見えてこない。結論するに、本 ...

日本社会の最大のマイノリティ

朝ドラの「虎に翼」が好評だ。特に女性の中に自身の体験の上から強い共感をもつ人がいるようだ。女性にまだ参政権すらなかった戦前の時代に、初の女性弁護士となる女性を主人公とした物語だが、俳優陣の好演ぶりと脚本の秀逸さが評判の原因ではないかと個人 ...

権力は人間を狂わせる

東京狛江市といえば、長らく共産党員市長が続いた自治体として知られていた。そのため地元警察との折り合いが悪く、防災訓練に自衛隊を呼ばないといった悪弊が続いていた。その後、保守系の市政に変わり、仕事で2度ほど新たな市長を取材する機会があった。 ...

壮年と婦人

一般的に男性脳は論理的であり、女性脳は感情的な傾向をもつ。ごく大雑把な括り方として、このような趣旨の表現がある。もちろん個人的レベルでの例外は多々みられるが、概括的な捉え方としては私も納得できるものだ。なぜこんなことを書き出したかといえば ...

九州女性の特質

この世でもっともお世話になった女性を2人だけ挙げよと問われれば、私は母親と妻を挙げる。人によっては母親なしに育った人もいれば、結婚していない人もいるから、人によってその答えは変わるだろう。私の場合は、その意味では平凡な回答なのかもしれない ...

公明党に問われる政策課題

失われた〇0年という言い方がよくされるが、選択的夫婦別姓制度の創設問題も30年近く“氷漬け”されてきた政策課題の一つだ。現在の経団連会長が具体的に政策要望し、日弁連の新女性会長もこの問題を重視する。国会でこの問題が進まなかった理由はひとえ ...