カテゴリー ‘日本会議’ のアーカイブ
徒然なるままに

日本で唯一実現された宗教政党

日本の戦後の宗教団体が政治とどのように関わったかを網羅的に調べたことがある。戦後、政党をつくろうとした宗教団体は複数あった。結論として、政党結成に至った宗教団体は創価学会だけである。だが同教団は戦後の政治とのかかわりにおいてはむしろ「後発 ...

本当の「日本のガン」は何か

公明党は日本のガンとのたまって政治記事になった自民党幹部がいた。その発言を使って月刊誌で論じている人間もいる。だがこの国の本当のガンといえる存在は何なのか。もちろん公明党ではない。本日付東京新聞で自民党の野田聖子議員がインタビューされた中 ...

安倍が育てたモンスターたちの逆襲

古谷経衡氏の新書『シニア右翼』によると、日本のネット右翼(いわゆるネトウヨ)の総数は200万人規模とされる。この固まりを生み出した背景には明らかに安倍政権の9年近い存続があり、極右論壇誌の存在がある。両者らが一体となって形成した200 ...

神道と排外主義は表裏一体

明治から昭和の敗戦までの77年間、この国の思想の根幹にあった国家神道(現在の靖国勢力)は、日本社会に大きな影響を与えてきた。日本独善教といってもよい思想として、近隣諸国を見下し、排外主義を伴う行動を助長してきた。その結末が1945年の「日 ...

一つの試金石

今国会で焦点の一つとなったLGBT理解増進法案が昨日参院本会議で可決され、成立した。報道によると、来週半ばに公布され、即日施行される見通しという。この法案、G7広島サミットの開催とともに再浮上し、現在に至ったものだが、安倍派がひしめく自民 ...

日本をダメにする宗教右派の復古思想

2023年通常国会が来週、会期末を迎える。岸田首相が伝家の宝刀である衆院解散に打って出るかどうかばかりに注目が集まるが、この国の未来をよりいいものに変えていくための本質的課題はそれではない。今国会で入管法改正、LGBT理解増進法など話題と ...