現在、日本の外国人比率は全体のわずか3%にすぎない。諸外国では2ケタが普通なのでそれに比べればとても低い。にもかかわらず、今回の選挙で外国人政策(正確には外国人ヘイト政策)が争点となるのは、日本の島国根性気質を背景にしている。要するに、こ ... 					
					
					
				
						
自民党新藤義孝衆議院議員の地元・川口市で起きているある外国人をめぐる多くの報道は、地元の一部住民と外国人の軋轢を背景にしている。地元で外国人と融和関係をつくろうといったんは努力した地元自民党市議が、途中でその努力を放棄し、一転、外国人ヘイ ... 					
					
					
				
						
もう30年以上も前の話になるが、私が社会新報に在籍した3年間で、外国人関連の記事を書くとき、「不法外国人」や「不法滞在」という言葉は使わないように注意してきた。ではどう書くかというと「超過滞在者」や「オーバーステイ外国人」である。なぜ「不 ... 					
					
					
				
						
外国籍住民の一部に地方参政権に限って選挙権を認める政策は世界では珍しくない。地域住民として行政に参画してもらうことで社会との分断を避け、社会的融合を図る意味がある。日本では過去に永住外国人(一般永住者と特別永住者がいる)に限って、かつ、被 ... 					
					
					
				
						
参議院選挙の公示日を迎えた。今回の選挙の最も大きな特徴の一つは、外国人排斥を訴える政党が得票を伸ばすという異様な状況だ。参政党が掲げる「日本人ファースト」は人種差別を標榜する政策であり、人種差別を概念として含まない「都民ファースト」とはま ... 					
					
					
				
						
草創期の公明党は現場を重んじて、真っ先に前線にかけつけ、綿密な調査を行い、その事実認識のもとに人間主義の政策を組み上げるという美風があった。だがいまはどうか。一つ大きく疑問を感じるのは、やはり埼玉県川口市・蕨市の問題として注目されているク ... 					
					
					
				