「外国人基本法」の必要性

本日付日経が社説で「外国人基本法」の制定を訴えた。確かにこの法律は必要だと感じる。社説では「日本は外国人に『選ばれる国』になれるのか。今がまさに正念場」という主張で始まり、さらに「共生社会は国の責務」の小見出しのところで、「基本法で外国人を歓迎する姿勢を打ち出すことは、日本は変わるとのメッセージになる」との主張とともに、「豊かで活力ある経済を維持してゆくには、開放的な社会であることが前提になる。それは古来、海外との交流を深めることで発展してきた我が国の歴史そのものだ」と説き、最後に「そのDNAを呼び覚ましたい」と結ぶ。日本の方向性は、もはやこの選択肢しかないだろう。あとは前提となる「開放的な社会」に戻すため、一人一人がどのように心がけ、行動するかだ。

そのときこの国の独善的思想は邪魔になる。日本人だけが優れているなどの神道的主張が氾濫する中にあって、思想的なレベルでの淘汰作用が不可欠となる。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK09AK60Z00C23A8000000/

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