100年前の「嫌中嫌韓」現象

昨日永田町の議員会館で99年前の関東大震災の際に虐殺された朝鮮人・中国人に関する集会が開かれ、映像が2本上映された。この種の運動系集会に出席したのは久しぶりだったが、広い会場が定刻にはすでに一杯になっており、驚いた。99年前、日本の官憲が流した流言飛語によって民間人が恐怖感を抱き、罪のない人びとを次々に殺害した「日本版ジェノサイド」――。来年9月が事件から100年になるということだったが、問題は当時と現在の社会的国内状況があまりにも似通っていることだ。中国、韓国を蔑視する風潮のことで、「嫌中嫌韓」などの用語ができたのもこの10数年のことだ。時代を明らかに「反転」しなければならない。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。