裁判官も人材不足と

毎朝6つの一般紙を読んでいると、成り手がいないという記事が時折目につく。一つは国家公務員(キャリア職)だ。国の根幹である行政のトップ人材を、優秀な若者が敬遠する現状がしばしば指摘される。この分野の優秀さによって日本は戦後やってこれた面もあ ...

極右と極左の類似状況

“一枚岩”を看板としてきた日本共産党に大きな亀裂が入ったのは2023年、同党内の2人の党員をかなり強引に除名したことに始まる。それまでも異論を排除するということは宮本体制時代から変わらず続いていたが、SNSの普及する現代においてはもはや情 ...

選挙前の狂騒曲

本日付毎日は各党が減税や給付をめぐり「手柄争いになっている」との参院自民幹部の発言を拾っている。このままでは減税の引き上げ幅や期間が参院選の争点になるというのだ。嘆かわしい状況である。冷静さを見失っているように見えるからだ。仮に今年、国政 ...

サイコパスは気まぐれ

トランプ大統領が報復していない国を対象に相互関税の90日間停止を宣言した旨のニュースが流れている。現状、世界中が一人の人物に振り回されている。日本にも百田尚樹や立花孝志のような“ミニ・トランプ”とみなされる人物は存在するが、島国の小政党の ...

同質社会

共産党の女性県会議員が突然生理となり、トイレで困ったとの発信をしたところ、「死ね」と題する反応が何千件もあったという出来事には唖然とさせられる。私見では別の党派であったらこうした事態になったかどうか疑問に思えるが、「女性議員」「共産党」と ...

福島廃炉の嘘

本日付日経の名物論説「Deep Insight」が興味深い記事を掲載していた。政府が堅持している福島廃炉の目安が「2051年」と26年後に設定されているのに対し、実際は170年以上かかる見込みであることをすっぱ抜いたからだ。さらに廃炉費用 ...