日本政治も世界政治も激動の予感を思わせる。本日、日本では総選挙の投開票日だ。下馬評では自公が過半数を割る可能性を指摘するものが多いが、投票率が下がれば「逆風少なめ」(本日付産経)と報じる内容もある。日本政治にしろ、世界政治にしろ、大きな課題の一つは「長期的な課題」に対応できなくなっている現実だろう。各党が目先の選挙勝利に追われるあまり、より大きな視点を欠くことにつながり、結果して政治の向上に結びつかない。ともあれ、日本政治に求められる課題が前進し、社会が向上していくことが望ましい。外国人ヘイトが蔓延するような現状の日本社会は、その方向とはまったく逆の姿だ。「安倍政治終焉解散」(本サイトで勝手にそう評している)の結果を問われる日――。