2020年9月の月別アーカイブ
徒然なるままに

門田隆将と森功

本日付の東京新聞特報欄はノンフィクション作家の森功氏が登場し、官邸官僚の動向について解説している。『官邸官僚』の著作をもち、政治と官の動向をだれよりも知悉するジャーナリストの一人であろう。一方で、門田隆将こと門脇護という名のジャーナリスト ...

共産入り政権の可能性を行動で示した枝野代表

昨日の首相指名選挙で日本共産党が1998年以来22年ぶりに他党の党首に票を投じたことが複数の新聞で記事になっていた。しんぶん赤旗によれば、「衆参両院の首相指名選挙で1回目から他党の党首に投票するのは」という前提が正確なようだ。同党は98年 ...

自公連立合意から抜け落ちたテーマ

本日付の朝日新聞に連立政権合意(全文)が掲載されている。産経新聞は新たな合意から「日本人拉致の解決」が抜け落ちたと大騒ぎしているが、今回の合意には「これまでの安倍政権における政権合意を継承」と明確にうたっている。その上で新たな政権で強力推 ...

沖縄文化のユネスコ無形文化遺産登録

琉球新報(9月12日付)の1面に「ユネスコ登録へ推進協」「沖縄空手、県民機運を醸成」という目立たない記事が出ていた。本文を読むと、玉城デニー知事を会長とする推進協議会が8月7日に設置されたという。沖縄県では2022年の本土復帰50周年をめ ...

日本共産党の評価が分かれる理由

 日本共産党に対する物の見方は、近視眼的な人と、本質を見据えた見方とに大きく分かれる。その立場の違いによって、同党への評価は大きく変化する。近視眼的な物の見方は、現在の同党の姿しか見ていない。要するに正論を述べ、腐敗したように見える与党や ...

安倍政治が残した罪

安倍政治についてはそれを無批判に賛美するタイプと、徹底的にけなすタイプの両極端がめだつ。私はこの政権の最大の汚点は、「公正さの欠如」にあったと結論づける。象徴的な出来事は、森友学園問題における財務省の文書改ざんであり、その後の処置に現れた ...