2020年7月の月別アーカイブ
徒然なるままに

皇国史観の亡霊たち

いま日本社会を席巻しているのがこの皇国史観の亡霊たちだ。天皇を万世一系などと尊崇するあまり、過去の旧日本軍(=皇軍)が現実に起こした非行、蛮行を事実の上から受け入れることができず、南京虐殺を否定し、慰安婦問題の罪責を過小評価する。事実を事 ...

半年ぶりの国会図書館

久しぶりに国立国会図書館を訪問した。仕事上どうしても見つけなければならない史料があった。現在執筆中の仕事で使う資料として、ある新聞記事(昭和16年ごろのもの)が残されているのだが、日付と媒体名が不明のため、その出所を確定させる必要があった ...

創価学会と日本共産党

選挙ともなると過去には「公共対決」なる言葉が躍ることがあった。公明党と共産党の対決という意味だが、この問題はもともとは共産党と創価学会の対決である。両者がぶつかり合ってきたのは歴史的なもので、一つは国政参画の時期が重なったことがあげられる ...

産経の賠償男が公明党に売りつけたケンカ

産経新聞は明確な証拠があるにもかかわらず南京虐殺などの歴史的史実を認めることができない日本唯一のオカルト的な全国紙であることは明らかだが、その新聞社に在籍し、複数の名誉棄損裁判で敗訴していることで知られる阿比留瑠比記者が本日付のコラムで「 ...

日本共産党がふれない真実

本日は日本共産党の立党98周年の記念日ということで、本日付の「しんぶん赤旗」は記念日を祝う「立党の精神をいま心に刻んで」と題する社説を掲載している。だがそこには創設の大事な事実は何も書かれていない。ソ連共産党を中心とするコミンテルン(共産 ...

旧日本軍の「悪弊」を継承した安倍政権

戦後制定された日本国憲法の3原則の一つ、国民主権の前提となるのは知る権利であり、情報公開の原則である。ただしこの国に寄らしむべしの慣習が長らくつづいたせいか、いまも「官」のチカラが強く、情報公開の原則は先進国の中ではおよそお粗末なレベルの ...