産経の賠償男が公明党に売りつけたケンカ

産経新聞は明確な証拠があるにもかかわらず南京虐殺などの歴史的史実を認めることができない日本唯一のオカルト的な全国紙であることは明らかだが、その新聞社に在籍し、複数の名誉棄損裁判で敗訴していることで知られる阿比留瑠比記者が本日付のコラムで「公明党は平和の党を名乗るべきではない」などと同党にケンカを売りつけている。主張内容を読んでみると、最近話題になっている敵基地攻撃論に対し、専守防衛の従来の考えをもとに反対するのは「時代遅れの非合理的な見解」と決めつけ、公明党の主張を「座して死を待つ」行為などと言いたい放題だ。では単純な疑問だが、戦後の日本はずっと「座して死を待ってきた」のだろうか。論理的には完全に破たんしたものでありながら、それを正論であるかのようにふりかざし、自分だけが正義としてこのようなコラムを書き飛ばすだけで給料がもらえるのだから、当方などからすればたいへんうらやましい職業だ。またこうした論調は、捏造記者で知られる門田隆将などとも思考回路がまったく同一で、極めて「軽い」ことが特徴だ。公明党は安保法制の際は左から批判され、いまはこのように極右から批判される損な役回りの立場にいる。だが逆にいえば、真に責任ある政党だからこそ、このような両方からの批判も生まれる。中道の使命がますます重要になった時代と訴えたい。

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