カテゴリー ‘人権’ のアーカイブ
徒然なるままに

12年前の安倍政治を断罪した最高裁

2012年12月、安倍晋三が2度目の自民党総裁に返り咲いた後の最初の衆院選で、自民党は「生活保護費の1割カット」を選挙公約に掲げ、政権に復帰した。その結果、その政策実行は第2次安倍政権の規定路線となり、弱者である生活保護費受給者の生存権を ...

「不法滞在者ゼロプラン」のお粗末

東京都議選へ最後の1週間に入った。昨年10月の総選挙以降、国民民主党に吹いていた風はほぼやみ、その分新たな極右小政党の参政党に流れているようだ。最近は中国などを過度に敵視し排除する姿勢を鮮明にする排外主義的な主張が得票しやすい社会構造とな ...

ガラパゴス国家を脱するために

選択的夫婦別姓3法案が昨日、衆院法務委員会で審議入りし、28年ぶりの審議と新聞各紙で紹介されている。この年月をふりかえり、私は公明党の冬柴鉄三幹事長(故人)が政治生命をかけてとりくんだ永住外国人地方参政権付与法案を思い出した。この法案は1 ...

父親の背中に学ぶ

私の故郷である佐賀県鳥栖市は国鉄の分岐点ということもあって、国労が強く、必然的に社会党の強い地盤として知られていた。私の両親は専売公社鳥栖工場に勤務する公社員であり、父親は労働組合(社会党系)の専従を務めていた。一般の勤務員と異なり、手当 ...

森山幹事長は採決指示を

通常国会の残り会期がおよそ1カ月となった。後半国会の最大の懸念だった選択的夫婦別姓の導入問題は立憲民主党が法案提出しながらいまだ審議入りすらしていない。この問題は第一に人権の問題であり、当事者の仕事上の利便性の問題と説明されることが多いが ...

検察自身に自浄能力はない

本日付毎日社会面に村木厚子さんの長めのインタビュー記事が掲載されていた。大川原化工機事件について「ストーリーありきの捜査で、私のときと全く同じ構図だと思いました」との言葉で始まる。検察のこの体質は今も昔も変わっていない。村木氏は具体的に「 ...