戦後80年の8月、敗戦時を知る人はすでに当時子どもだった人に限られる時代となった。そのため身近な家族関係などの話ができる人にとどまるとの指摘をしたのは本日付毎日新聞に登場した加藤聖文教授(駒沢大学)だ。今回の参院選では南京大虐殺を否定する ...
日航機墜落事故から40年となる朝である。1985年8月12日夕刻、私は大手町の日本経済新聞社の編集局にいた。当時、アルバイトをしていたからである。共同通信のピーコ(速報)でその事故のことを聞いた。それから編集局内は騒がしくなり(私のバイト ...
1933(昭和8)年の今日、信濃毎日新聞の社説で「関東防空大演習を嗤う」を書いて同新聞社の辞職に追い込まれた桐生悠々という言論人がいた。1941年9月に68歳で亡くなっており、日米開戦には接していないが、軍部政府に抵抗した新聞人として今も ...
創作にたけた小説家が、時に貴重な取材記録を遺すことがある。作家・曽野綾子(1931-2025)の作品『ある神話の背景 沖縄・渡嘉敷島の集団自決』もそんな作品と思えてならない。題材は10数年前にも話題になった沖縄戦(1945)における慶良間 ...
沖縄県豊見城市に「沖縄空手会館」が竣工した2017年から数えて25回以上沖縄・東京間を往復しているが、私の便は一度も台風で欠航になったことがない。ただ一度だけ、現地滞在中に台風が直撃したことがあった。それでも地元で大した被害は生じなかった ...
「平和」と「人権」が密接不可分の関係にあると考えるのは特に奇抜な考え方ではないと思う。私の認識では日本に「平和の党」を自称する政党が幾つか存在するが、両方をきちんと主張しているかどうかはそのバロメーターとなる。一人ひとりの人権を尊重した社 ...
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