外国人参政権は日本社会を守るツール

外国籍住民の一部に地方参政権に限って選挙権を認める政策は世界では珍しくない。地域住民として行政に参画してもらうことで社会との分断を避け、社会的融合を図る意味がある。日本では過去に永住外国人(一般永住者と特別永住者がいる)に限って、かつ、被 ...

外国人ヘイトが票になる参院選

参議院選挙の公示日を迎えた。今回の選挙の最も大きな特徴の一つは、外国人排斥を訴える政党が得票を伸ばすという異様な状況だ。参政党が掲げる「日本人ファースト」は人種差別を標榜する政策であり、人種差別を概念として含まない「都民ファースト」とはま ...

公明党の現場第一主義について

草創期の公明党は現場を重んじて、真っ先に前線にかけつけ、綿密な調査を行い、その事実認識のもとに人間主義の政策を組み上げるという美風があった。だがいまはどうか。一つ大きく疑問を感じるのは、やはり埼玉県川口市・蕨市の問題として注目されているク ...

石破首相が自民党最後の首相となる可能性

今月行われる参議院選挙は実質的な政権選択選挙という言い方がされる。参議院選挙でそのような言い方がされるのは珍しい。昨年10月に行われた衆院選挙は安倍政権の残滓(裏金問題)が争点となった結果として、大敗した後も石破首相は留任することができた ...

記者の基本動作

物事を確認するための基本動作というものがある。記者の場合、事実を探究することが必要条件となるので、事実関係の確定は、重要な前提となる。例えば現在、SNS上などで過剰に発信されている埼玉クルド人の件だが、私はもともと外国人問題を主要テーマと ...

日本の夜明けは選択的夫婦別姓の導入から

本日付の日経、昨日付の毎日が共通してこのテーマを社説で扱った。毎日は「秋の臨時国会で、確実に選択的夫婦別姓を実現させなければならない」と書き、日経も「法制審から30年近くたち、これ以上の先送りは憂慮される」と主張する。問題点と必要性もすで ...