2025年4月の月別アーカイブ
徒然なるままに

自界叛逆の世相

鎌倉時代の既存仏教(浄土、禅、真言など)を徹底的に批判し、幕府に疎んじられ斬首の刑(執行できず)を受けそうになったものの佐渡島(新潟県)に流罪追放された日蓮は、その後鎌倉幕府が内部分裂して合戦騒ぎとなりかねない事態を見越していた。正法を保 ...

財政規律と選挙対策

本日付日経は社説で「エネルギー補助を選挙目当てに使うな」を掲載した。すでにこの種の主張は珍しいものではない。もともとウクライナ戦争開始とともに燃料費高騰への対策として始まった臨時措置が、国政選挙のたびに与党の「選挙対策費」として機能してい ...

公明党と外国人参政権

外国人参政権が具体的な政治課題となったのは1998年の法案提出を嚆矢とする。公明党(厳密には分党時の衆院公明=新党平和)と当時の民主党による共同提出だった。現在、この政策に関する誤解を目にすることが多いが、公明党は国政選挙における外国人参 ...

自己防御のススメ

選挙の季節が到来した。街頭で政治家の演説を聞いていると気になるのが警護体制だ。大臣や総理経験者の周りには公費でSPが付くことが多いのだろうが、そうでない一般の議員などの場合は明らかに性善説を前提に行動する。有権者と握手することが多い、また ...

世界が置かれた状況

「サイコパスは社会の捕食者であり、生涯を通じて他人を魅惑し、操り、情け容赦なくわが道だけをいき、心を引き裂かれた人や、期待を打ち砕かれた人や、からになった財布をあとにのこしていく。良心とか他人に対する思いやりにまったく欠けている彼らは、罪 ...

キーワードの「身勝手な振る舞い」

本日付東京新聞が「米政権3カ月」と題する社説を掲載している。その中で「身勝手な振る舞い」というワードが2カ所登場する。「身勝手な振る舞い」はサイコパス(=良心の呵責をもたない人格)について説明する際にしばしば登場するキーワードでもあるので ...