2022年4月の月別アーカイブ
徒然なるままに

軌道修正できない中国のコロナ政策

中国のゼロコロナ政策は当初は成功談として喧伝することで中国の国家としての求心力を高める働きをしたが、今では完全に裏目に出ようとしている。致死率が一定程度あった当初の感染株に比べ、感染力は強いものの致死率の低い状態のオミクロン株では状況がま ...

三流評論家の煽り

本日付日経のコラム大機小機は、「『プーチンの戦争』は史上初の『見える戦争である』」と書いていた。確かにSNSなどの発達によって、現地の様子がかなりリアルタイムで世界中に拡散されるようになった。そうした通信状況における初めての戦争になったと ...

人道立国のニッポンへ

日本にとって「人道立国」をいやまして叫ぶべき時代に入った。国際的に危機的な状況にある今だからこそなおさらだろう。世界の趨勢が軍事偏重に向かいつつある現在、その方向性を人間主義の方向に再度是正することが必要だ。「彼も人なり、我も人なり」。目 ...

人間主義と動物主義の戦い

日本の本当の危機は何なのか。中国がまるでロシアがウクライナにしたかのように日本に侵攻するように煽り立てる論者がいるが、とんでもない。むしろ中国のゼロコロナ政策の失敗による世界経済への影響、さらには日本特有の大地震等の災害リスク、さまざまな ...

畜生道を懐かしむ人びと

ロシアのウクライナ侵攻は近現代史を知る人からすると、満州や中国に侵攻した旧日本軍を連想する人が多いようだ。相手を見下す感情とともに「すぐにカタがつく」と過信して安易に攻め込み、泥沼に陥った点がよく似ている。半年後には首都南京を攻め落とした ...

事実とプロパガンダ

土曜日のTBS報道特集でロシアのガルージン駐日大使がインタビューに応じていた。そこでガルージン氏はロシアの正当性を真っ向から主張し、民間人虐殺がウクライナによる自作自演であることを訴えた。さすがにその場でインタビューしていた記者は愕然とし ...