2020年5月の月別アーカイブ
徒然なるままに

ジャーナリストのファクト感覚

この仕事をしていて一番大事なことの一つは真実に迫るための眼力だろう。ジャーナリストは多くの事象、当事者へのアテ・それに対する反応、さまざまな調査などをもとに問題や疑惑の真相・本質を見極めようと努力する。裏付けのない思い込みや噂レベルの情報 ...

科学なき「似非宗教」を信奉する日本共産党

1921年創設の中国共産党と22年結党の日本共産党は血を分けた兄弟だ。DNAからしてこの血縁関係を断ち切ることはできない。戦後、中国共産党が共産革命を成功させて建国した際、日本共産党は自らの綱領に「中国革命の偉大な勝利」(61年綱領)と書 ...

日本のリーダーシップの失敗

台湾につづき韓国のプロ野球が開幕する。7月に開幕できるかどうかを検討しているとされる日本とは大きな違いである。新型コロナウイルスに対する台湾の反応は「最速」だった。初報段階から中国政府の隠蔽を視野に入れながら人の行き来を止め、「最少」の感 ...

公明党がいる限り、偏狭な憲法改正は不可能

5月3日の憲法記念日にあわせて今年も安倍首相は改憲を訴えた。このコロナ騒動の最中に終息の見通しもないまま持論を展開するさまに、「コロナどさくさ改憲お断り」の意見がSNS上でも多く見られる。もっとも、私には首相が本気でこのような主張をしてい ...

人類史に刻む5月3日

創価学会にとって第3代池田大作会長が誕生して60周年の佳節を迎える意義深い日である。5月3日は教団にとって「元旦」ともいえる慶祝の日だが、その淵源は1951(昭和26)年5月3日、第2代戸田城聖会長の就任にさかのぼる。戦後、さまざまな宗教 ...

コロナ改憲は動かない

本日付の産経新聞は1面で「憲法の不備 コロナで露わ」と題し、憲法改正を盛り上げる紙面を作成した。安倍首相の悲願などともいわれるこの問題だが、布マスク2枚の全世帯配布と同じくらいにピントがずれているのがわからないのだろうか。自分のコアな支持 ...