他国と比べて日本を形容するけっしていい意味で使われない言葉として「メダカ」がある。付和雷同、出すぎない、周囲の顔色をうかがっておそるおそる行動する。そうした行動は「慎重である」との善の効果をもたらすこともあるかもしれないが、上記は没個性、 ...
すでに何度か言及しているが、公明党が描く未来像の一つは明らかに「人道立国」である。それはもともとの母体となる創価学会の牧口常三郎初代会長が言及した「人道的競争」の具体化であり、生命尊厳の仏法思想からも必然的に導かれる帰結である。現在の公明 ...
「失われた30年」「失われた20年」など人によって区切り方がさまざま異なるが、私は第2次安倍政権が出来た2012年12月からの11年あまりで区切りたい。歴代最長政権となった安倍政権だが、その間、まったく進まなかった政策は多々ある。本日付毎 ...
日本が誇るべき2人の国際人は、奇しくも5年前の2019年、2カ月たがわずに同じ年に亡くなった。一人はアフガニスタンで活動をつづけた中村哲医師。享年73。銃殺。もう一人はややこじつけになるが、旧姓・中村貞子。享年92。世界的にはオガタ・サダ ...
「親戚」という言葉が存在する。主には「6親等」くらいの親族関係を指す言葉と理解されているが、考えてみればアフリカに住む見知らぬ黒人のだれかも、遠い親戚であることは間違いない。現在、地球上に生きている人間はみな同じ「種」の生き物であり、血が ...
地理学者であった牧口常三郎が大著となる『人生地理学』を1903年10月15日に発刊して120年の日となる。牧口氏はこのとき32歳。北海道時代の20代に書きためた多くの草稿をもとに完成させ、推敲を重ねた。「(大きな)仕事は20代、30代でや ...