カテゴリー ‘人道立国’ のアーカイブ
徒然なるままに

軍事的競争が復活する時代に

牧口常三郎が『人生地理学』を発刊したのは1903年10月15日。ことしで120年の節目を刻む。厚さ10センチ近くもあろうかと思われる初版の売れ行きはよく、重版が相次いだこの書では「生存競争地論」という章が設けられ、生存競争の様式が時代によ ...

人道立国の時代へ

100年以上前、牧口常三郎は人道的競争の時代を予見した。悲惨な原爆投下の歴史と、多くの無意味な戦争や大量殺戮の愚かさに気づいた人類は、21世紀に入って別の新たな方向に進むはずだったが、簡単にそうはならなかった。人間がひととして最低限度の人 ...