カテゴリー ‘軍事’ のアーカイブ
徒然なるままに

中国はロシアの核兵器使用をやめさせよ

昨日付の読売新聞にノーベル平和賞を受けた団体ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のベアトリス・フィン事務局長に取材した記事が掲載されていた。それによると、ロシアのウクライナ侵攻をめぐる核兵器使用の可能性は、第2次世界大戦後、キューバ危機 ...

「抑止力は神話にすぎない」

本日沖縄タイムス社で軍事ジャーナリストで元東京新聞論説委員の半田滋氏が講演するのに先立ち、4月30日付で同氏へのインタビューが掲載された。それによると、「抑止力は神話のようなもの」であり、「自衛隊が強くなり、米軍も一緒だから日本は攻められ ...

20世紀から変わらない人間の中身

一度始めた戦争を終息させるのは難しい。戦争は始めるのは簡単だが終わるのが難しいと旧日本軍を題材に語っていたのは歴史家の半藤一利氏だ。戦前の日本は簡単に日中戦争を始めたが、戦略を見誤り、ずるずると戦局を長引かせて国家を疲弊させ、最後はソ連参 ...

劣化日本人の拡大再生産運動

ロシアのウクライナ侵攻やロシアや北朝鮮の核先制使用発言などを受け、自民党のタカ派勢力が浮足立っている。安倍元首相がテレビ番組で核シェアリングについて論及すると、その配下にある「アベポチ」とされる新聞記者や自称ジャーナリストらが盛んにこれら ...

優先順位の大いなる誤り

国防論議がかまびすしい。将来日本が中国に攻め込まれる可能性があるのでいまのうちに軍備増強し、相手の中枢に打ち込むための武器や方針まで認めよと、まるで法治国家を無視した言動が一部政治家に際立つ。それらをこの国の総理大臣経験者が自ら率先して行 ...

公明党が臨む3つの安保課題

本年末に政府は安全保障問題に関する3つの重要文書の改訂を予定している。その中で自民党の一部からは日本の核共有や、防衛費の倍増、さらに敵基地攻撃能力の保有といった戦後の日本が抑制してきた問題を一気に突き抜ける主張が出されるようになった。いわ ...