ブロック紙中日新聞が東京都内で発行する東京新聞はいわゆる県紙のような存在だが、在京新聞ではもっともリベラルなスタンスで知られる。その東京新聞に毎日新聞の伝統コラム「記者の目」に相当する「視点 私はこう見る」というコラムがある。昨日付の同コ ...
本日付の産経「正論」は公明党へのメッセージとなっている。執筆者は防衛大学の教授だが、公明党が防衛装備品の輸出に慎重姿勢であることに対し、「平和と軍事を180度、正反対の概念とみるのは間違っている」などとして、同党に武器輸出を認めろという論 ...
ロシアのウクライナ侵略を当初のころ、かつての旧日本軍の中国侵略と重ねて論評する言説をちらほら見かけたが、その感は一層強くなるばかりだ。昨日付東京新聞夕刊のモスクワ発記事で「ソ連は絶対的正義」「NATОは極悪非道」といったかつてのプロパガン ...
本日付各紙のロシアの軍事侵攻1年の特集記事を見ていると、ロシア専門家の中でこの戦争がもう1年は確実につづくと予想する人もいる。要するにロシアとウクライナで互いの主張に折り合う面がなく、現場における戦闘が軍事的に拮抗した状況にあることを踏ま ...
昨年も世界の10大危機のトップに中国のゼロコロナ政策の失敗を挙げて見事に的中させた米調査会社ユーラシア・グループが本年初頭、今年の「世界の10大リスク」を発表した。情報としてはすでに1週間前のものになるが、その内容は興味深い。1位にウクラ ...
台湾の軍事侵攻などを見据えて日本は巨額の防衛予算を組むなど対応に大わらわだが、私の見る範囲でも多くの識者はその事実を否定している。列記すると以下のようになる。台湾有事論を煽っている中心は、私の見るところでは自衛隊関係者(なかんづくОBの集 ...