カテゴリー ‘軍事’ のアーカイブ
徒然なるままに

殺傷兵器輸出と日本のあるべき立場

10月1日に発売された月刊「第三文明」(11月号)に殺傷兵器の武器輸出問題について興味深い文章があったので紹介する。作家・佐藤優氏の連載で質問者が「自民党と公明党は殺傷兵器輸出を巡る協議を続けていますが、自民党に押し切られはしなかと心配で ...

日中韓「防災」協力の必要性

毎日新聞の国際面で毎週日曜日「サンデーコラム」という各国の支局長クラスによる長い文章が掲載されるのを興味深く読んでいる。本日付でソウル支局長が韓国の山火事問題を紹介していた。ハワイのマウイ島の山火事や米国、カナダなどの山火事報道は記憶に残 ...

ウクライナ戦争の両軍死者は19万

昨日付の新聞は、ウクライナ戦争の死傷者数が両軍で50万人に迫ったと報じた。米当局者の推計をニューヨーク・タイムズが報じたものを転電した内容だが、死者数についてはロシア軍12万人、ウクライナ軍7万人の計19万人と推定している。単純比較はでき ...

東京新聞コラムで名指しされた公明党議員

ブロック紙中日新聞が東京都内で発行する東京新聞はいわゆる県紙のような存在だが、在京新聞ではもっともリベラルなスタンスで知られる。その東京新聞に毎日新聞の伝統コラム「記者の目」に相当する「視点 私はこう見る」というコラムがある。昨日付の同コ ...

戦後の国策を否定する軍関係者ら

本日付の産経「正論」は公明党へのメッセージとなっている。執筆者は防衛大学の教授だが、公明党が防衛装備品の輸出に慎重姿勢であることに対し、「平和と軍事を180度、正反対の概念とみるのは間違っている」などとして、同党に武器輸出を認めろという論 ...

現ロシアと神国日本の相似形

ロシアのウクライナ侵略を当初のころ、かつての旧日本軍の中国侵略と重ねて論評する言説をちらほら見かけたが、その感は一層強くなるばかりだ。昨日付東京新聞夕刊のモスクワ発記事で「ソ連は絶対的正義」「NATОは極悪非道」といったかつてのプロパガン ...