岸田政権は防衛費倍増を見直せ

本日付日経コラム「大機小機」は「防衛増税論議のあり方再考を」と訴える。昨年末、防衛費倍増を決めた岸田政権がその財源についていまだ決定できず、先送りを重ねている事態に、このままでは「増額分はなし崩し的に国債発行で賄われることになり、将来世代に負担が転嫁されてしまう」ので、「歳出面、つまり防衛費増額を再度見直し、規模縮小を図るべきではないか」と訴えている。財源もなく岸田首相がぶちあげた乱暴極まる決定にしか見えなかったが、こんな無責任な状況を放置できないと考えた日経コラム子の主張はまっとうなものだ。私が在京6紙に目を通している範囲では、「防衛費増額を再考し規模縮小せよ」との主張は、初めて見る。当然ながら出てくることが予測された、極めてまっとうな意見である。

防衛増税論議のあり方再考を – 日本経済新聞 (nikkei.com)

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