カテゴリー ‘日本共産党’ のアーカイブ
徒然なるままに

排除と包摂

日本社会の外国人比率は現在2%。欧米諸外国はすでに10%を優に超えるので、日本はこれでもまだ均質社会といえるが、すでに移民社会に移行していることは事実だ。外国人の受け入れ(労働者含む)に対し、日本社会が変質することをおそれるこの国の限界右 ...

白鳥事件の最終決着に貢献した方

私が昨年末上梓させていただいた『実録・白鳥事件』(論創社)で、取材の過程で物故した方が複数存在した。今西一・小樽商科大学名誉教授もその一人だったが、今朝のNHKニュースで放送されていたと知らせてくれた方がいた。今西氏は2022年1月未明、 ...

公明党と共産党のケジメ

公明党の国会議員の不祥事は近年いくつか起きた。女性がらみや金銭がらみの問題ですべて男性議員が起こしたものだった。いずれも即刻、議員辞職している。その意味ではきちんとケジメをつけているのだ。一方で日本共産党はそうではない。最高幹部の中には地 ...

ハウスキーパー記述に激怒した志位和夫

本日付しんぶん赤旗には志位議長が山梨で講演し、戦前の日本共産党員の女性・田中サガヨについて語ったことが大きく報じられている。日本共産党では2020年ごろから「ジェンダー平等」路線を強めており、1月の女性党首誕生もその延長線上にある。同党で ...

日本共産党にゴルバチョフはいない

1985年3月、ゴルバチョフ新書記長の大きな顔写真が朝日新聞に載った日の紙面をいまも覚えている。その記憶に特に理由があったわけではないが、その後のソ連共産党における改革路線はこの人の開明的な見識がなければ起きなかった。共産主義の悪弊を反転 ...

共産党の終わりの始まり

私が日本共産党の取材を始めたのは政党機関紙記者から独立した97年以降のことだった。「別冊宝島」という媒体の特集がきっかけで、その後も断続的に取材を続けた経緯がある。20年ほど前の時代であり、同党が2度目の躍進期(97~2000年ごろ)を迎 ...