公明党と共産党のケジメ

公明党の国会議員の不祥事は近年いくつか起きた。女性がらみや金銭がらみの問題ですべて男性議員が起こしたものだった。いずれも即刻、議員辞職している。その意味ではきちんとケジメをつけているのだ。一方で日本共産党はそうではない。最高幹部の中には地元選挙区に戻って親しくなったウグイス嬢と党の公用車を使った逢引きを繰り返してきた党幹部がいる。その事実が週刊誌で取り上げられてからも、なんの処置もないままだ。さすがに共産主義政党ならではの、特権階級特有の特別の恩恵がもたらされるということだろう。このことは、このような組織や政党が仮に権力内に入った場合、けじめはなく、特権をそのままふりかざすことを意味する。ある意味では現在の自民党以上の「悪政」となることが明らかだ。私はこれまでの取材経験からそのことがよくわかっているので、野党は「非共産」の枠組みでなければならないとこれまで主張してきた。現在の共産党は、国民の意識から遠く離れた場所に位置する。同党が政権内に入りたいのであれば、民主集中制を捨て、共産主義の旗を捨てることだ。

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