カテゴリー ‘きょうの朝刊’ のアーカイブ
徒然なるままに

福島廃炉の嘘

本日付日経の名物論説「Deep Insight」が興味深い記事を掲載していた。政府が堅持している福島廃炉の目安が「2051年」と26年後に設定されているのに対し、実際は170年以上かかる見込みであることをすっぱ抜いたからだ。さらに廃炉費用 ...

サイコパスに振り回される地球

犯罪心理学の専門家ロバート・ヘア博士が犯罪者調査の類型から良心の呵責をもたない一群を分析し、抽出できるようにした概念が「サイコパス」だ。驚くほど無神経で嘘つきという共通の特徴をもち、良心の呵責を持たないため本能のままに行動し、多くの犯罪行 ...

経済宣戦布告を受けた世界

近々トランプ関税が発動される。日本政府も与党関係者も関税率の高さが予想を超えていたというコメントをちらほら見た。このときばかりとアンチ石破勢力が石破首相批判を繰り広げているが、良心の呵責をもたない幼稚な大国指導者を相手に、並みの対応で局面 ...

自民に集中する企業団体献金

本日付朝日新聞によると、石破首相の後半国会の「最大のネックは『政治とカネ』への対応」ということだそうだ。実際、3月末までに決着させる予定だった企業団体献金の扱いは“延長戦”に入った。現状を維持したい自民党と、政治団体を除きすべて禁止したい ...

談話は出さずとも

本日付東京新聞社説で「戦後80年談話は意義がある」を読んで、いまいちど戦後50年の村山談話を読み直した。保守派から蛇蝎の如く嫌われ、腐され続けるこの談話には先の大戦によって「アジア諸国の人々に対して多大な損害と苦痛を与えました」との客観的 ...

日本は国政選挙を減らすべき

本日付日経「風見鶏」というコラムで少数与党の常態化しているスウェーデンとの比較が紹介されていた。日本の政治が目先志向に偏り、腰を落ち着けて必要な政策に向き合うことができない要因として国政選挙の多さをここでも指摘している。スウェーデンでの国 ...