カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

本当の「日本のガン」は何か

公明党は日本のガンとのたまって政治記事になった自民党幹部がいた。その発言を使って月刊誌で論じている人間もいる。だがこの国の本当のガンといえる存在は何なのか。もちろん公明党ではない。本日付東京新聞で自民党の野田聖子議員がインタビューされた中 ...

歴史修正主義は左右共通の現象

関東大震災から100年をすぎて当時の日本人による在日朝鮮・中国人虐殺の史料が政府内にないと発言した官房長官の発言は記憶に新しい。これらは南京虐殺はなかった、従軍慰安婦は売春婦にすぎなかったと主張する靖国派、近年の象徴は安倍晋三元首相を筆頭 ...

安倍が育てたモンスターたちの逆襲

古谷経衡氏の新書『シニア右翼』によると、日本のネット右翼(いわゆるネトウヨ)の総数は200万人規模とされる。この固まりを生み出した背景には明らかに安倍政権の9年近い存続があり、極右論壇誌の存在がある。両者らが一体となって形成した200 ...

日本に害悪な日本保守党

X(旧ツイッター)上で60万近いフォロワーをもつ作家の百田尚樹氏と53万の有本香氏が立ち上げた「日本保守党」なる団体。10月17日に都内で結党大会をもつということですでに党員を募集。またたく間に3万人を超え、意気盛んだ。X上の同党アカウン ...

日本のガンは誰なのか

麻生太郎自民党副総裁が公明党最高幹部をなざしで「ガン」と発言したことが波紋を呼んでいる。名指しされた山口代表は「コメントを控える」とかわしたが、より本質的に考えれば、日本のガン=抵抗勢力はすでに明らかだ。日本の未来は間違いなく、海外から人 ...

神道と排外主義は表裏一体

明治から昭和の敗戦までの77年間、この国の思想の根幹にあった国家神道(現在の靖国勢力)は、日本社会に大きな影響を与えてきた。日本独善教といってもよい思想として、近隣諸国を見下し、排外主義を伴う行動を助長してきた。その結末が1945年の「日 ...