カテゴリー ‘社会’ のアーカイブ
徒然なるままに

時代を動かす旗印

21世紀初頭から考えても日本社会は大きく変化した。民族差別が横行し、心ない言葉であふれている。こうした社会を形成した結果責任は当然政治にも求められる。政権与党として長くこの社会を構築してきた自民党と公明党も例外でない。いま公明党に求められ ...

ドクターヘリ雑感

ドクターヘリがようやく全国展開に至ったという記事を何度か目にするようになった。私も10年ほど前、取材でドクターヘリに同乗させていただいたことがある。千葉県の病院のヘリだったが、行きは同病院から河川敷に降り立ち、待機していた救急車から患者を ...

自民族優越主義に冒されるニッポン

21世紀を目標にしてきた団体にあっては新しい世紀は旧世紀(20世紀)とは異なる新たな世紀となる願望が語られてきた。だがそれは幻想だったといまの私は考える。近年の日本の政治においてはむしろ1990年代がもっともリベラル色の強い時代とされ、そ ...

味覚の不幸

味覚障害が生じる新型コロナウイルスの後遺症に悩む人をリアルでは知らないが、実際自分がそのようになったらどうだろうか。食事で味覚がなくなるということは、まるで「モノ」を食べているような感覚かもしれない。いま蔓延しているオミクロン株ではこの後 ...

「第6波は大きな流行にはならない」

沖縄と東京で第6波と思われる感染者が急増している中、本日付の毎日新聞は専門家へのインタビューとともに「『第6波』大きな流行にはならぬ」の見出しを立てた。それによると、日本での感染増加は欧米に比べるとはるかに少なく、これまでのコロナ対策は「 ...

現代の時代相

人間の顔をみて相がよいといわれればそれは褒め言葉だ。人の顔に相、つまり表情の変化があるのに対し、時代にもそのときの表情、顔がある。あるいは傾向といってもよいだろう。2021年現在の日本の時代相を端的に表現すると、私はキーワードとして「憎悪 ...