投稿者 ‘orner’ のアーカイブ
徒然なるままに

情報公開の理念は民主主義そのもの

 名古屋入管施設で死亡したスリランカ女性の事件をめぐり、昨日、遺族側ともいえる支援団体が合同で記者会見を行った。そこで発表されたのは黒塗りされた文書の山だった。入管側が情報公開請求に応じて出してきた文書で、ほとんどすべてが「黒塗り」という ...

「総裁選先行の公算」と打った産経

9月5日に閉会式を迎える東京パラリンピックの終了を待って衆院解散し10月に総選挙。勝利してその後に自民党総裁選を行い再選される。菅首相が当初狙っていた筋書きは、9月12日まで緊急事態宣言が延長されたことで、完全に消えた旨の報道が相 ...

「国体観念の残滓」がもたらしたもの

日本の敗戦から76年。本日付の新聞には関連記事が多く目立った。本日付の東京新聞コラムで、名古屋の入管施設のスリランカ女性の死去について、「外国人は煮て食おうと焼いて食おうと自由」と自著で放言した入管幹部の発言を引用したのは、前川喜平氏だ。 ...

コピペ作品で山本七平賞

昨日は日航機墜落事故から36年の日ということで、その関連のニュースが多かった。この事件を利用してノンフィクション作品を上梓し、盗用事件で断罪されたのがノンフィクション作家を称する門田隆将こと門脇護だ。集英社から出した『風にそよぐ墓標』(現 ...

警察官を殺害した日本共産党が警察権力を手に入れるとき

大阪府吹田市の交番で警察官を襲い、拳銃を奪った事件の判決公判が昨日大阪地裁で行われ、一審で懲役12年の判決が言い渡されたことが報じられた。事件が起きたのは2019年6月のことだったが、その67年前にも似たような事件が日本では頻発していた。 ...

同じ日本人を「敵」と断罪するうらさびれた産経商法

本日付の産経新聞に『赤い日本』と題する書籍広告が掲載されていた。著者は櫻井よしこ。「親中派の嘘が一目瞭然」などと書かれているが、この櫻井自身が「南京虐殺は濡れ衣」などというウソをばらまいている張本人であることは広く認識されているとは言えな ...