同じ日本人を「敵」と断罪するうらさびれた産経商法

本日付の産経新聞に『赤い日本』と題する書籍広告が掲載されていた。著者は櫻井よしこ。「親中派の嘘が一目瞭然」などと書かれているが、この櫻井自身が「南京虐殺は濡れ衣」などというウソをばらまいている張本人であることは広く認識されているとは言えない。ナチスのアウシュビッツでいえば、「ガス室はなかった」というウソと似たような歴史的なウソをばらまいている人物といえる。そもそも日本は「赤く」などない。むしろ90年代のリベラル時代から00年代になってネトウヨ時代に移行し、実際は「赤い」のではなく、「黒い」のが実情だろう。それを逆さまにして、「赤い日本」などと煽るのが、現在日本の社会状況だ。白を黒といいくるめ、黒を白といって相手に文句をつける手法。そうした手合いを一般には「ゴロツキ」と表現することがある。日本は“ゴロツキ女”が広告塔になる、異様な社会となっている。

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