日韓関係で個人的に印象深いのは、1998年日本が小渕首相の時代に、韓国の金大中大統領が来日し、日本の国会で演説を行ったことである。過去の不幸な関係を乗り越え、「未来志向」の二国間関係が形成される時代に入ったように思えた瞬間だった。当時は2 ...
読売新聞の1面に「編集手帳」と称する朝日新聞の「天声人語」に該当する看板コラムがある。本日付の同欄で佐渡金山の強制労働問題に言及し、「韓国の主張は事実に反しており、受け入れられない」と書いているのを見て驚いた。なぜならこれは安倍晋三元首相 ...
昨日付のしんぶん赤旗に「志位委員長語る」の文字とともに「政権交代のため共産党を含めた野党共闘が必要だ」とあるのを見て、まだ言っているのかと呆れたような気持ちになった。すでに労働組合の連合からバッテンをつけられ、国民民主党も独自路線をとって ...
一昨日の毎日新聞のデジタル版に、ベストセラーとなった『日本国紀』の中で、南京大虐殺を否定するお決まりの使い古しのデマについて、その内容を詳細に分析する記事が出ていた。この問題はすでに歴史学会では決着のついた問題だ。なぜなら当時、南京で実際 ...
かつての大日本帝国を懐古する日本会議系の議員が多い自民党と、法華経信仰を基盤とする公明党が連立を組んでおよそ20年となる(政権与党から外れた期間を除外する)。もともと信仰の根幹がこれほど違う政党が政権与党として一緒に仕事をすることに対し「 ...
この2月になって世紀が一つ戻った感がある。20世紀の後半ごろには、21世紀になれば軍事力を信仰する国家は減り、より平和な共存共栄の社会ができるものと考えた人も多かったかもしれない。現実はそうなっていはいない。そうした社会に向かうには、見え ...
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