どの政党も似たようなものだろうが根強いファンや支持者に支えられている。一方で政治は公的なセクターであり、建設的な批判意見があって初めて気づきが生まれ、改革や改善へとつながっていく。S N Sでよく見かけるのもこのスタンスによる衝突だ。政党を向上させるには健全な批判的意見はむしろ栄養分であり、むしろ不可欠のものといえる。仮に公明党が現状のままでいいというスタンスであれば、批判は要らない。だがこの党はいまだ過程に過ぎない。完成していないのだ。完成していれば、とっくに日本社会の多数が支持していることだろう。一世を風靡する。党創設者の言葉を借りれば、そのような力ある政治家が出てくることがまずは肝要であり、今はその前段階に過ぎない。自分を権力者と勘違いする政治家はこれからも必然的に出てくる。それを監視し、指摘する人は善知識であり、必要不可欠な存在といえる。