国防論議がかまびすしい。将来日本が中国に攻め込まれる可能性があるのでいまのうちに軍備増強し、相手の中枢に打ち込むための武器や方針まで認めよと、まるで法治国家を無視した言動が一部政治家に際立つ。それらをこの国の総理大臣経験者が自ら率先して行 ...
本年末に政府は安全保障問題に関する3つの重要文書の改訂を予定している。その中で自民党の一部からは日本の核共有や、防衛費の倍増、さらに敵基地攻撃能力の保有といった戦後の日本が抑制してきた問題を一気に突き抜ける主張が出されるようになった。いわ ...
中国のゼロコロナ政策は共産主義の優位性を示す象徴として中国国内で喧伝されてきただけに現政権が状況に合わせて政策を変更できず、上海などで暴動寸前の状況にあるように見える。本質は政権が国民の利益を第一に考えず、自らの政権維持を優先するあべこべ ...
2002年に国際刑事裁判所(ICC)が設置されたころ、これで国際紛争を裁ける、平和が訪れると考えた雰囲気があったと記憶する。国際法に基づいて戦争犯罪などを裁く常設の国際刑事法廷だったからだ。今回、ロシアのプーチン大統領に逮捕状を出すべくす ...
共産党の志位和夫委員長の名前で15日に発刊された『新・綱領教室』(上・下)がすぐに「完売」となり、増刷まで2週間ほどかかる見込みのようだ。共産党直轄書店の話によると、今月中は無理らしい。なぜこの本が注目されるのか、あるいは初版部数があまり ...
中国のゼロコロナ政策は当初は成功談として喧伝することで中国の国家としての求心力を高める働きをしたが、今では完全に裏目に出ようとしている。致死率が一定程度あった当初の感染株に比べ、感染力は強いものの致死率の低い状態のオミクロン株では状況がま ...
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