投稿者 ‘orner’ のアーカイブ
徒然なるままに

コップの中の政争

一般紙を読まない人はほとんど気づかないだろうが、「週刊現代」の最新号で「4・4石破退陣 コバホーク新総裁で衆参ダブル選へ」と決め打ちしたタイトルの記事があったので気になって手に取ってみた。政界の常識として、辞任する気がない首相を引きづり降 ...

防災立国がもたらす果実

東日本大震災から14年となった昨日、福島県主催の追悼式で石破首相は日本を「世界一の防災大国にする」(本日付産経)と力強く語ったようだ。あいさつ文全文を掲載した新聞によると、次のようになっている。「東日本大震災における経験を、能登半島地震や ...

「捕食者」に乗っ取られた世界

本日付日経の長文コラムで秋田浩之コメンテーターが米政権の内情について詳しく分析していた。それによると政権上層部には現在4つの勢力が生まれており、そのいずれもが「トランプ氏に強く影響を及ぼせるような派閥は存在しない」状態で、宇宙に例えると、 ...

権力欲に溺れたケース

首相の通算在職日数で「憲政史上最長保持者」を記録した安倍元首相。同首相が2017年以降に残した政治的遺物を振り返る時、権力者は引き際が大事であることをつくづく思い知らされる。過度な権力欲をもつ人間でなく、2017年に首相を辞任していれば、 ...

男社会の弊害

「男社会の弊害は、強者の論理に陥ること」。このフレーズがいきなり目の中に飛び込んできたのは本日付東京新聞(こちら特報部)だ。旧ジャニーズ性加害問題で、加害側企業が一向に対応をしようとしていない状況を「強者の論理」の表現で示したものだ。一方 ...

参院選の悪夢

18年前の悪夢の参院選挙が脳裏をよぎった与党議員もいたにちがいない。2007年、第1次安倍政権で行われた最初で最後の国政選挙(参院選)で自公は歴史的大敗を喫し、参議院で自公は過半数に17議席足りない「ねじれ状態」を生み出した。つまり、後の ...