カテゴリー ‘政治’ のアーカイブ
徒然なるままに

地に足をつけた政治

国民民主党の玉木代表がこれまで首相就任の可能性について聞かれ常に前向きな返答を重ねてきたのに対し、先日の産経記事で「ない」と一言の下に拒絶したのは同党の推移を象徴するものだ。昨年総選挙以来支持率を上げ、党首の不倫疑惑を乗り切った万能感から ...

1流と3流の指導者の違い

この問題を説明するには「政治」の分野がもっともふさわしい。一流の指導者は自分の立場や自分の時代にとらわれず、将来を見据え、国の舵取りを行う。仮に同時代の有権者の利益に反することであっても、いま手を打たなければ将来世代が死活的な危機に見舞わ ...

真価問われる農相の正念場

「進次郎が大臣になって永田町の空気感が明らかに変わったよね」。本日付毎日で自民党関係者の声として紹介された言葉だ。党内で発信力が並外れている新農相に期待する向きは大きい。ただし本日付東京コラムなどが書いているとおり、「周りは敵だらけ」だ。 ...

森山幹事長は採決指示を

通常国会の残り会期がおよそ1カ月となった。後半国会の最大の懸念だった選択的夫婦別姓の導入問題は立憲民主党が法案提出しながらいまだ審議入りすらしていない。この問題は第一に人権の問題であり、当事者の仕事上の利便性の問題と説明されることが多いが ...

死活的なコメ不足

農水省の発信する情報を鵜呑みにしてはいけない。そういう状況が日々進行しているようだ。同省は当初、コメの生産量自体は問題ないと発信してきたが、実態はまったく逆と指摘する専門家が複数いる。長年の減反政策で農家の意欲が落ちてきたことはよく言われ ...

高市早苗が反主流派勉強会を主導

昨日国会で麻生太郎を本部長、高市早苗を本部長代理とする党内非主流派を中心とする外交関係の会合が開かれた。高市氏が2021年11月、岸田政権の党政調会長だった時代に立ち上げた党組織「自由で開かれた太平洋戦略本部」が3年半越しに初会合を開く形 ...