2020年8月の月別アーカイブ
徒然なるままに

記者はどう老いるべきか

本日付東京新聞にルポライターの鎌田慧さんのコラムが載っている。私は20代のころ2度氏にお会いしているが、言論界を見渡しても、フリーの記者で信念を何ら変えることなく老いてなお冴えている筆頭格と常に感じている。同氏の仕事ぶりは権力監視、権力批 ...

池田名誉会長入会から73年

8月24日は創価学会の池田名誉会長の入会記念日として知られている。1947年のことなので、戦後◎◎年から2年引いた年月がその年数となる。第3代会長となった池田名誉会長は、前任の戸田第2代会長時代につくりあげた75万世帯の教団を引き継ぎ、そ ...

何の結果を残したか

安倍首相の連続在職日数が歴代最長の佐藤栄作と本日並んだというニュースが流れている。連続2798日ということだが、佐藤首相には沖縄返還という象徴的な成果があったが、安倍首相にはそのようなものが何もないと批判されている。「やっている感」の演出 ...

対馬丸事件から76年

戦後75周年の企画が多いが、本日は学童疎開船「対馬丸」が沖縄から長崎に向かう途中、撃沈され、多くの小学生がなくなった事件から76年である。つまりこの事件が起きたのは1944年のことである。沖縄での決戦が濃厚となっていた矢先、沖縄本島に民間 ...

目算なき拡大路線 笛吹けど踊らない現場

日本共産党の党勢拡大特別月間が始まったのは6月冒頭。9月末までの4か月間がその期間となっているが、ここにきて同党は紙面ではっぱをかけた。小池書記局長の訴えによると、7月段階で入党働きかけに足を踏み出したのは全支部のわずか2割。そこ ...

記者は権力側に立たない

これまで記者といった肩書で30年以上仕事をしてきたが、その私に最初に職業的影響を与えた人物は竹中労という名のルポライターだった。20歳前後の時期だったが、同人を中心としたルポルタージュ研究会に参加した。2番目の恩師は、文章指導をしてくれた ...