目算なき拡大路線 笛吹けど踊らない現場

日本共産党の党勢拡大特別月間が始まったのは6月冒頭。9月末までの4か月間がその期間となっているが、ここにきて同党は紙面ではっぱをかけた。小池書記局長の訴えによると、7月段階で入党働きかけに足を踏み出したのは全支部のわずか2割。そこで今月打ち出された具体的な目標は、5割以上の支部で活動に動こうというものだった。すでに高齢化して久しい同党組織で、運動の実態はこういうレベルだ。世間ではコロナ自粛期間とはいえ、同党にとって明後年の創立100周年に向けて党勢拡大を示したいと、机上の計画を党員に押し付けている現状がある。

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