カテゴリー ‘人道立国’ のアーカイブ
徒然なるままに

ホモ・サピエンスの宿命転換

「親戚」という言葉が存在する。主には「6親等」くらいの親族関係を指す言葉と理解されているが、考えてみればアフリカに住む見知らぬ黒人のだれかも、遠い親戚であることは間違いない。現在、地球上に生きている人間はみな同じ「種」の生き物であり、血が ...

『人生地理学』発刊から120年

地理学者であった牧口常三郎が大著となる『人生地理学』を1903年10月15日に発刊して120年の日となる。牧口氏はこのとき32歳。北海道時代の20代に書きためた多くの草稿をもとに完成させ、推敲を重ねた。「(大きな)仕事は20代、30代でや ...

人権の党

かつて公明党は「平和の党」とともに「人権の党」を標ぼうした時代がある。私の記憶では参議院議員と自治体議員の政党であった「公明」のわずかな時代で、代表を浜四津敏子参議院議員が務めていた。彼女は「ヒューマニズムの政治」という一般にはピンと来な ...

未来社会を見据えた難民政策を

本日付の日経でUNHCR駐日代表が「難民を働き手として活用せよ」と題する短文を寄せていた。日本では難民認定の審査に「平均4年弱かかっている」と指摘し、その間、「スキルを持った人を活用せず、むしろ支援対象とすることで、二重の無駄が出ている」 ...

米中に大同団結を促すべき日本の役割

本日付東京新聞コラムは、気候変動問題で「実は軍隊は排出量報告の義務がありません」と紹介し、「軍隊は温暖化ガス排出の5・5%を占める最大の燃料消費セクターとの説もある」と指摘した。ウクライナ戦争は19万人の両軍死者と1万人の民間人死者を生ん ...

島国根性の国

昨日付毎日新聞夕刊に「『選挙のプロ』が読む解散総選挙」という記事が出ていた。それによると「秋解散が濃厚」で、首相がニューヨークでの国連総会(9月下旬)に出席して帰国したあと、臨時国会を召集し冒頭解散する可能性が高いとする。そうなれば総選挙 ...