人道立国元年

公明党の山口代表らがASEAN各国を訪問し、最終国のカンボジアで地雷除去に関する視察を行ったことが報じられていた。山口代表は細川連立内閣時代の防衛政務次官であり、昔とった杵柄ということがいえようが、カンボジアの技術をウクライナにも活用しようとする意図は人道的な行動に映る。党首自らこのような行動に尽力する姿勢は党全体に波及する可能性がある。この訪問団に同行した党女性委員長の竹谷とし子参議院議員は本日付機関紙で「平和の党」を強調していた。同党が自民党と異なる価値を日常的にアピールする姿勢は重要な行動として映る。それは同党の価値観や同党のめざす未来社会像とも密接に関わるからだ。

同党はことし11月、歴史的にも重要な 「結党60年」の 節目を迎える。党創設に直接関わることのなかった創価学会牧口初代会長の描いた人類社会の最終進歩過程である「人道競争の時代」をめざし、その政治的能力を最大限に発揮してほしいと望む。

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