カテゴリー ‘平和’ のアーカイブ
徒然なるままに

佐藤優氏が停戦の呼びかけ

沖縄空手の取材を続けているのでいまも琉球新報と沖縄タイムスを現地から郵送してもらい購読している。琉球新報の毎週土曜日に掲載される佐藤優氏のコラムは毎回興味深いものだが、いつもなら1週間遅れで目にする同コラムを、なぜかこの種の内容については ...

中国の台湾軍事侵攻を「ない」と見る識者たち

台湾の軍事侵攻などを見据えて日本は巨額の防衛予算を組むなど対応に大わらわだが、私の見る範囲でも多くの識者はその事実を否定している。列記すると以下のようになる。台湾有事論を煽っている中心は、私の見るところでは自衛隊関係者(なかんづくОBの集 ...

これからの77年

私の文章の恩師が同じ佐賀県の出身で、大隈重信の縁戚ながらワセダを忌避し、東大在学中に学徒出陣で軍にとられ、九死に一生を得た話はこのコラムで何度か書いてきた。初年兵のときに馬糞を口の中に入れられた仕打ち、終戦間際に米軍による空爆で数日間意識 ...

自衛隊をめぐる社会的反転

30年ほど前、PKОに文民として参加した。当時の国論を二分したカンボジアPKОだったが、施設大隊としての自衛隊だけでなく、選挙監視員も非公式な募集が行われたからだ。派遣直前に日本人の文民警察官が銃撃され死亡したり、日本人の国連ボランティア ...

現実的な世界規模の核抑止策

偶然ながら核兵器に関する報道がつづいている。本日付または昨日の夕刊ではICANの推計で核兵器保有国が昨年費やした核兵器製造や維持のための総額が11兆円にのぼることを発表した。日本の防衛費の2倍だ。2倍といえば現在の5~6兆円の防衛費を5年 ...

浜四津敏子の挑戦から30年

ちょうど30年前の1992年も参議院選挙の年だった。このとき公明党は東京選挙区に47歳の女性弁護士を立てた。それまで同党は矢野絢也などの金銭不祥事が続き、党全体で暗雲が漂っていた。その中にあって、潔癖さと素人臭さを売り物に、浜四津敏子は創 ...