カテゴリー ‘平和’ のアーカイブ
徒然なるままに

自衛隊をめぐる社会的反転

30年ほど前、PKОに文民として参加した。当時の国論を二分したカンボジアPKОだったが、施設大隊としての自衛隊だけでなく、選挙監視員も非公式な募集が行われたからだ。派遣直前に日本人の文民警察官が銃撃され死亡したり、日本人の国連ボランティア ...

現実的な世界規模の核抑止策

偶然ながら核兵器に関する報道がつづいている。本日付または昨日の夕刊ではICANの推計で核兵器保有国が昨年費やした核兵器製造や維持のための総額が11兆円にのぼることを発表した。日本の防衛費の2倍だ。2倍といえば現在の5~6兆円の防衛費を5年 ...

浜四津敏子の挑戦から30年

ちょうど30年前の1992年も参議院選挙の年だった。このとき公明党は東京選挙区に47歳の女性弁護士を立てた。それまで同党は矢野絢也などの金銭不祥事が続き、党全体で暗雲が漂っていた。その中にあって、潔癖さと素人臭さを売り物に、浜四津敏子は創 ...

被爆国の役割

4月18日付の沖縄タイムスは「核軍縮正念場」の社説を掲載した。核兵器での抑止力を拡散する一部日本人に対し、「今こそ被爆国の役割を」と訴えている。同社説によれば、6月に核兵器禁止条約第1回締約国会議が、8月にはNPT再検討会議が開催される。 ...