カテゴリー ‘平和’ のアーカイブ
徒然なるままに

学徒出陣壮行会から80年

学徒出陣の「東京壮行会」から80年の日という。1943年10月21日、明治神宮外苑競技場で雨の中、2万5000人の文科系大学生が隊列行進した。私の文章の師は当時、東京帝国大学の学生で21歳。このときの動員で召集され、幸い外地に運ばれなかっ ...

本当の安全保障は食糧とエネルギー

実際に戦争に巻き込まれなくても、世界情勢の激変によりさまざまなものを輸入できなくなる事態は想定される。そのとき国家に問われるのは日頃の備えだ。食料とエネルギーはその2大要素といえるが、日本国内の状況はお寒いものがある。食料自給率は先進国の ...

人間という名の獣性

人間の感情においてもっとも強いものは何かというと、個人的には「憎悪」と思っている。この感情は時に増幅され、一度そのトリコにされると、なかなかそこから抜け出すことが難しくなるという特性をもつ。古来、人間同士が行ってきた「戦い」は、人間の内面 ...

殺傷兵器輸出と日本のあるべき立場

10月1日に発売された月刊「第三文明」(11月号)に殺傷兵器の武器輸出問題について興味深い文章があったので紹介する。作家・佐藤優氏の連載で質問者が「自民党と公明党は殺傷兵器輸出を巡る協議を続けていますが、自民党に押し切られはしなかと心配で ...

抑止力信仰にからめとられる公明党

自民党と公明党が殺傷兵器を輸出できるように協議しているという問題で、新聞報道などではすでに年内中に共同開発する次期戦闘機について海外輸出の道を開くことが規定事実になっているかのように伝えられる。なぜすぐに決めないかといえば、公明党が総選挙 ...

公明党と平和政策

敗戦から78年目の日を迎えた。明治維新から1945年まで77年。その期間をようやく「戦後」が超えたことになる。公明党は1964年立党の58年の歴史の政党だが、母体は宗教法人創価学会だ。創価学会は800年前の日蓮仏法を信奉する教団で、日蓮が ...