カテゴリー ‘公明党’ のアーカイブ
徒然なるままに

日本で唯一実現された宗教政党

日本の戦後の宗教団体が政治とどのように関わったかを網羅的に調べたことがある。戦後、政党をつくろうとした宗教団体は複数あった。結論として、政党結成に至った宗教団体は創価学会だけである。だが同教団は戦後の政治とのかかわりにおいてはむしろ「後発 ...

公明党のジェンダー認識

政党機関紙に3年ほど勤務した後、独立して最初に仕事をした媒体は『別冊宝島』だった。当時、躍進していた日本共産党で1冊つくることになり、取材を始めたのが97年だった。その年の東京都議選を取材したが、公明党と比較して感じたことは、共産党は女性 ...

権力側か、庶民の側か

いまも池田名誉会長の死去に伴う関連記事が新聞・雑誌でつづいている。昨日付の毎日新聞の夕刊コラムでは次のような記述が目にとまった。 「同じようなことを憲法学者の小林節・慶応大名誉教授からも耳にした。98年に創価学会名誉会長で公明党を作 ...

時代の変わり目

時代が大きく動きつつあるように見えるが、その最中にいるとあまりそれが認識できない。野党党首をつとめた枝野幸男氏が新聞社の取材映像で最近そのようなことを語っているのを見て、そんなものかと感じ入った。昨年7月の安倍元首相の突然の死から、日本政 ...

非自民政局の可能性

自民党三役の中からも「自民党の終わりになりかねない」との発言が飛び出した今回の自民党派閥パーティー裏金問題。時代を30年へだてて、自民党の再びの終わりを予感させる。関係者からも、自民党派閥関係者の会計実務のあまりな杜撰な実態に呆れる声が相 ...

ソフトパワーの時代と哲学

本日付産経新聞の「防衛政策30年史」という連載で、「ウクライナで認識に大変化」の見出し記事の中、公明党外交安全保障調査会長の佐藤茂樹衆議院議員の発言が取り上げられていた。昨年2月、ロシアがウクライナを侵略した行為を踏まえ、「何もしなくても ...