「反日」とか「内なる敵」といったラベリングが盛んな時代である。これらの言葉をもっとも多くの頻度で使ってきたのが、私の知る範囲では、門田隆将こと門脇護である。自分と異なる意見表明を受け入れそれと議論を戦わせるのは健全な民主主義社会を形成する ...
ノンフィクション作家として多くの盗用(他者の作品から記述を勝手に盗み取ること)を指摘され、拙著『疑惑の作家 門田隆将と門脇護』でも指摘された門脇護は、指摘された疑惑について何ら反論ができない状態がすでに3カ月も続いている。私はこの本の中で ...
「日本が滅ぼされる」などと主張する人間を見ると、またかと思う。極端な主張、煽り立てる主張…。目的は自分に注目を向けさせ、自分で書いた本の売り上げ増を図ろうとする魂胆から生まれていることは明らかだ。「ビジネス右翼」と称される面々なので致し方 ...
本日は世紀の大虚報といわれた信平狂言訴訟が確定して20年の日となる。1996年2月、週刊新潮を舞台に始まったこの謀略劇は、日蓮正宗内の活動家グループ「妙観講」(講頭・大草一男)が関与して行われたもので、大草の右腕と呼ばれた副講頭の佐藤せい ...
国会の会期末を迎え、6月16日はあわただしい動きがあった。中でも「デマ屋」としてその名を知られる門田隆将こと門脇護は、門田名のツイッターにおいて、公明党に対する八つ当たりともいえる主張を繰り返した(以下に掲載)。内容が事実であれば政治的批 ...
特定のイデオロギーをもとに、そのイデオロギーを宣揚するために予め結論を決めておき、それに沿う材料だけを集め、都合の悪い材料を捨象して作成するノンフィクションを私は「イデオロギー・ノンフィクション」と名づける。これは右にも左にも見られる現象 ...