カテゴリー ‘日本共産党’ のアーカイブ
徒然なるままに

村上誠一郎と村上国治

石破内閣の閣僚を務める村上誠一郎総務相は安倍国葬において安倍元首相を「国賊」と発言したことで問題となった人だが、もともと四国の村上水軍の末裔であることを公言している。私が昨年末に上梓した『実録・白鳥事件』の主人公は被害者の白鳥一雄警部と加 ...

志位和夫が徳田球一になる日

政党トップが方針を大きく誤り、だれの目から見ても党勢を著しく衰退させたとなれば、その結果責任をとる必要がある。かつて日本共産党の戦後最初の党首であった徳田球一は、いまだ日本国内が十分な革命の機運でもなかったのに、ソ連・中国から暴力革命路線 ...

共産主義と法華経

20世紀に行われた多くの「共産主義の実験」がことごとく失敗に終わったのは、現在の日本共産党が唱えるように民主主義の土台がない国に共産主義を持ち込んだからでは決してない。そのような「状況論」が原因となっているわけではなく、本質的な要因は人間 ...

宮本路線と逆方向に“迷走”する志位共産党

1991年末のソ連崩壊は日本共産党に大きな衝撃をもたらした。だがそのころの同党には網走刑務所で臭い飯を食った革命家・宮本顕治が同党の最高権力を握っていて、「諸手をあげて歓迎する」旨を主張し、後から振り返ると最小限のダメージで切り抜けている ...

事実よりドグマを上に置く日本共産党

この欄で何度も繰り返しているとおり、私は個々の日本共産党員になんら悪意を持っていない。この10年間の日本の歴史改ざんを果敢に批判してきた同党や同党関係者の行動も率直に評価する立場だ。一方で自分の党の歴史を歪曲・美化する矛盾した態度はまった ...

旧ソ連と変わらない日本共産党内部

自民党と立憲民主が党首選を行う時期に、日本共産党の最高指導者である志位和夫議長が外遊している事態を批判する党内論調がある。一方で本日付しんぶん赤旗ではベルリンで理論交流を行った内容が大きく掲載されているが、その最後に「旧ソ連、中国のような ...