カテゴリー ‘日本共産党’ のアーカイブ
徒然なるままに

日本共産党との法的紛争解決から20年

実は昨日は私にとっては記念日の一つだった。日本共産党を批判する書籍『拉致被害者と日本人妻を返せ』という書籍を2002年にペンネームで書いて同党から名誉毀損および著作権侵害で訴えられた裁判で、20年前の10月29日、原告の日本共産党との間で ...

粛清体質に覆われる日本共産党

日本共産党の党内粛清の嵐が福岡県方面から栃木県方面に一気に“北上”したようだ。SNS界隈ではすでに飛び交っていることだが、福岡県委員会を解雇・党員除籍された神谷貴行氏らの処分に抗議文を寄せていた古書店のかぴぱら堂(党員夫婦で運営)を同党栃 ...

村上誠一郎と村上国治

石破内閣の閣僚を務める村上誠一郎総務相は安倍国葬において安倍元首相を「国賊」と発言したことで問題となった人だが、もともと四国の村上水軍の末裔であることを公言している。私が昨年末に上梓した『実録・白鳥事件』の主人公は被害者の白鳥一雄警部と加 ...

志位和夫が徳田球一になる日

政党トップが方針を大きく誤り、だれの目から見ても党勢を著しく衰退させたとなれば、その結果責任をとる必要がある。かつて日本共産党の戦後最初の党首であった徳田球一は、いまだ日本国内が十分な革命の機運でもなかったのに、ソ連・中国から暴力革命路線 ...

共産主義と法華経

20世紀に行われた多くの「共産主義の実験」がことごとく失敗に終わったのは、現在の日本共産党が唱えるように民主主義の土台がない国に共産主義を持ち込んだからでは決してない。そのような「状況論」が原因となっているわけではなく、本質的な要因は人間 ...

宮本路線と逆方向に“迷走”する志位共産党

1991年末のソ連崩壊は日本共産党に大きな衝撃をもたらした。だがそのころの同党には網走刑務所で臭い飯を食った革命家・宮本顕治が同党の最高権力を握っていて、「諸手をあげて歓迎する」旨を主張し、後から振り返ると最小限のダメージで切り抜けている ...