カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

安倍・高市が主導する「歴史戦」のお粗末度

ノンフィクションやまとまった史実に関する書き手ならよくわかることだが、日本の都道府県または市町村は、過去にたいがい自分たちの歴史をまとめている。都道府県では「県史」と呼ばれ、市であれば「市史」だ。ちなみに私の故郷である佐賀県や市にも、その ...

半藤一利史観の重要性

佐渡金山をめぐる安倍・高市の「歴史戦」を見るにつけ、史観が大事だと叫ばれた第2代会長の言葉を重く受け止める。歴史は後世の人間が自由に改竄していい代物ではなく、事実を事実として受け止め、そこからさまざまな教訓を引き出し、次の世代に生きる者た ...

歴史改竄主義の横行

第二次安倍政権ができる前だったと記憶しているが、ある雑誌の取材で南京大虐殺に関する右派系の集会を訪れた。南京虐殺については、歴史学会では存在したことはすでに確定しており、識者によって犠牲者数に幅があるという状況だったが、この集会はいわゆる ...

SDGsを「形を変えた共産主義」と罵倒した安倍シンパの女

ネット番組が隆盛を誇る時代だ。大手テレビ局のようなシバリがない分、自由に政治的主張を行えることで近年、右派系の番組が急増している。創業者があからさまな民族差別を行うことで知られる化粧品会社DHCの系列会社が運営する「虎ノ門ニュース」もその ...

ウソが壊した2つの社会

正しいものを正しい、間違ったものを間違っていると公正に判定する日本社会が壊れたのは、安倍晋三元首相の言動が大きな原因となっている。国会という国会議員にとっても崇高な場所で、平気でウソを垂れ流すことに抵抗がなく、国会におけるウソ答弁、ゴマカ ...

歴史をパロディ化した本

今の日本社会はウソが平気で垂れ流され、それが商売化される時代だ。何が真実で何が虚偽か、見分けがつかなくなった時代ともいえる。こうした風潮は私見では21世紀に入って日本社会ではかなり顕著になった。最近文庫版で再刊された『日本国紀』なる本もそ ...