カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

「ぼく悪くないもーん」が本質の《靖國史観》

物事には本質というものがある。本質はわかりやすく、シンプルであることが多い。第二次世界大戦中の日本を覆っていた歴史観は、戦後、GHQに解体されながらも、細々と生き残った。それがいまになって大きくモンスターのように肥大化している。「靖國史観 ...

日本の社会規範を崩壊させた男

4月3日に安倍晋三元首相が山口県で「基地に限定する必要はない、相手の中枢を攻撃することも含むべきだ」と講演したトンデモ発言がネットでも話題になっている。「こんな人間が現職総理でなくてよかった」「日本の政界から退場させるべきだ」など。 ...

「中国と変わらない日本の不自由」

昨日は東京・国立市で始まった「表現の不自由展」を初日に訪問。ものものしい警察車両や警備陣などを横目に会場に入ると、空港並みの警備体制に驚く。ペットボトルも持ち込み禁止だ。爆発物の搬入をおそれてのものだろう。だが中に入ったら拍子抜けする。ど ...

時代を反映する妨害事件

本日付の各紙報道によると、右翼の妨害などで開催ができなくなっていた「表現の不自由展」東京展が4月上旬に国立市で開催される予定となったという。もともと愛知県で開催されたものだが、そこで展示されていた慰安婦少女像や昭和天皇に関する芸術作品に対 ...

靖國派が事実に反して認めたくないもの

靖国神社が日本の「戦争神社」として機能してきたことはよく知られている。この神社は古代からあったわけでなく、明治維新とともに開設された「国策神社」にすぎない。戦争で死亡した国民が無駄死にであっては恰好はつかない。戦った戦争が意味のあったもの ...

アベ友の効用

人は高い地位に立てば立つほど、大きな権限をもてばもつほど謙虚さを求められる。言葉をかえれば公平性を求められるということだ。日本の最高権力者である総理大臣は、その最たる存在といえよう。だがその立場にあって、自分の知り合いや友達ばかりを優遇し ...