昨日は東京・国立市で始まった「表現の不自由展」を初日に訪問。ものものしい警察車両や警備陣などを横目に会場に入ると、空港並みの警備体制に驚く。ペットボトルも持ち込み禁止だ。爆発物の搬入をおそれてのものだろう。だが中に入ったら拍子抜けする。ど ...
本日付の各紙報道によると、右翼の妨害などで開催ができなくなっていた「表現の不自由展」東京展が4月上旬に国立市で開催される予定となったという。もともと愛知県で開催されたものだが、そこで展示されていた慰安婦少女像や昭和天皇に関する芸術作品に対 ...
靖国神社が日本の「戦争神社」として機能してきたことはよく知られている。この神社は古代からあったわけでなく、明治維新とともに開設された「国策神社」にすぎない。戦争で死亡した国民が無駄死にであっては恰好はつかない。戦った戦争が意味のあったもの ...
人は高い地位に立てば立つほど、大きな権限をもてばもつほど謙虚さを求められる。言葉をかえれば公平性を求められるということだ。日本の最高権力者である総理大臣は、その最たる存在といえよう。だがその立場にあって、自分の知り合いや友達ばかりを優遇し ...
日韓関係で個人的に印象深いのは、1998年日本が小渕首相の時代に、韓国の金大中大統領が来日し、日本の国会で演説を行ったことである。過去の不幸な関係を乗り越え、「未来志向」の二国間関係が形成される時代に入ったように思えた瞬間だった。当時は2 ...
読売新聞の1面に「編集手帳」と称する朝日新聞の「天声人語」に該当する看板コラムがある。本日付の同欄で佐渡金山の強制労働問題に言及し、「韓国の主張は事実に反しており、受け入れられない」と書いているのを見て驚いた。なぜならこれは安倍晋三元首相 ...