カテゴリー ‘国際’ のアーカイブ
徒然なるままに

保身のため多くの人を犠牲にした人間の宿業

6週間のガザ停戦に入った中東で和平の見通しが立たない。120の国会で68議席を占めるイスラエル連立政権で停戦に反対する極右政党「ユダヤの力」(6議席)が連立離脱し、党首の国家安全保障相が辞任したことで政権運営に暗雲がともっているからだ。別 ...

再開する日中与党交流

6年3カ月ぶりとなる日中与党交流のため、自公12人があす訪中する。自公両党の幹事長を筆頭に、自民からは福田達夫、加藤鮎子両代議士ら次世代人脈を含む計7人のほか、公明からは西田幹事長、新妻国際委員長、伊藤孝江参院議員ら5人が参加する。本日付 ...

尹大統領と志位議長の「異論排除」

軍隊を動かして政治的窮地脱出を図ろうとした韓国の尹大統領の弾劾訴追案が韓国国会で可決された。本日付朝刊で「韓国戒厳 尹氏が信じた選挙『陰謀論』」(毎日)、「異論 力で排除しない政治を」(朝日)などの見出しを見て、韓国ではなく、日本のある政 ...

石破政権は“最後の砦”ICCを護れ

本日付朝日、読売に来日中の国際刑事裁判所(通称ICC)赤根智子所長のインタビューと寄稿文が掲載されている。同日付で東京新聞も社説で扱った。国際司法と秩序を支える国連機関が大国の一時的な横暴によって機能停止にさせられる事態となれば、世界は暗 ...

利他は自責志向の上に成り立つ

アフガニスタンで人道支援をしていた中村哲医師が武装集団に銃撃されて命を落としてから12月4日で5年となった。幾つかの新聞で関連の記事を見かけたが、それはちらほらといったレベルだった。それでも今も同医師の功績が紹介されるのは、やはりその「利 ...

人類の宿命転換とは

さまざまな問題は人間の特性というものを深掘りしない限り、解決の糸口を見出しえない。この素朴な疑問から人間の本質を探究し、人間自身の内面を変革することで社会変革を試みる。この場合の人間は人類と同義であり、すなわちホモ・サピエンスの内面変革と ...