通常国会の残り会期がおよそ1カ月となった。後半国会の最大の懸念だった選択的夫婦別姓の導入問題は立憲民主党が法案提出しながらいまだ審議入りすらしていない。この問題は第一に人権の問題であり、当事者の仕事上の利便性の問題と説明されることが多いが ...
農水省の発信する情報を鵜呑みにしてはいけない。そういう状況が日々進行しているようだ。同省は当初、コメの生産量自体は問題ないと発信してきたが、実態はまったく逆と指摘する専門家が複数いる。長年の減反政策で農家の意欲が落ちてきたことはよく言われ ...
昨日国会で麻生太郎を本部長、高市早苗を本部長代理とする党内非主流派を中心とする外交関係の会合が開かれた。高市氏が2021年11月、岸田政権の党政調会長だった時代に立ち上げた党組織「自由で開かれた太平洋戦略本部」が3年半越しに初会合を開く形 ...
私どもが大学を卒業する1980年代後半の頃はまだバブルの真っ盛りで「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などともてはやされる時代だった。経済は上がり調子で世の中は活気があり、このままこの状態が今後もつづいていくと多くの人間が“錯覚”した時代でも ...
本日付毎日社会面に村木厚子さんの長めのインタビュー記事が掲載されていた。大川原化工機事件について「ストーリーありきの捜査で、私のときと全く同じ構図だと思いました」との言葉で始まる。検察のこの体質は今も昔も変わっていない。村木氏は具体的に「 ...
時代は刻々と変化する。現在のデジタル化時代に対応できない団体、組織も大きく取り残される。一つの事例は日本共産党だ。一昨日のシンポジウムでも一番印象に残った言葉は同党は「いまだムラ社会の中にある」という参加者の言葉だった。“ムラ社会”だから ...