2022年3月の月別アーカイブ
徒然なるままに

南京事件に見る櫻井よしこ、百田尚樹、有本香らのレベル

一昨日の毎日新聞のデジタル版に、ベストセラーとなった『日本国紀』の中で、南京大虐殺を否定するお決まりの使い古しのデマについて、その内容を詳細に分析する記事が出ていた。この問題はすでに歴史学会では決着のついた問題だ。なぜなら当時、南京で実際 ...

靖國信仰と法華経信仰の共存

かつての大日本帝国を懐古する日本会議系の議員が多い自民党と、法華経信仰を基盤とする公明党が連立を組んでおよそ20年となる(政権与党から外れた期間を除外する)。もともと信仰の根幹がこれほど違う政党が政権与党として一緒に仕事をすることに対し「 ...

夢の21世紀はどこへ

この2月になって世紀が一つ戻った感がある。20世紀の後半ごろには、21世紀になれば軍事力を信仰する国家は減り、より平和な共存共栄の社会ができるものと考えた人も多かったかもしれない。現実はそうなっていはいない。そうした社会に向かうには、見え ...

「病巣」は摘出されなければならない

日本の中のがん細胞が明らかになった感がある。ロシアのウクライナ侵攻に伴い、日本で「核兵器の保有」を声高に主張し始めた面々についてである。本日付の毎日新聞は青野由利専門編集委員の署名入りコラムで、核兵器の専門家らが核抑止が機能せずに、実際に ...

プーチン誤算であぶり出された日本の病巣

プーチン大統領は隣国を見下し、侮っていた。攻めれば2日でカタがつくと思って攻め込んだはいいものの、自分の思い通りにはいかなかった。このまま泥沼になる可能性がある。これは旧日本軍が中国に攻め込んだ時とよく似ている。軍事的に優位に立つと「過信 ...

過去の切断に躍起な日本共産党

ウクライナ侵攻に伴いロシアの悪者イメージが広まる中、日本共産党が過去のソ連との親密な関係を払拭しようと必死だ。1日付のしんぶん赤旗では同党衆院議員が「旧ソ連とたたかった党」と自党を持ち上げ、大きな解説記事の中でも「どんな大国の横暴も許さな ...