2020年6月の月別アーカイブ
徒然なるままに

歴史に淘汰される松本清張

松本清張といえば、一定の年代であればだれもがその名を知る有名な作家だ。ひところは日本共産党の「隠れ党員」という噂も出たことがあったくらいで、当時の日本共産党寄りの作品を多く発表してきたことでも知られる。なかでも「日本の黒い霧」シリーズはそ ...

死者を冒とくする門田ノンフィクション

75年前のちょうど今の時期、沖縄では沖縄戦の最終盤で、多くの県民が犠牲になったことは繰り返してきたとおりだ。沖縄軍の最高責任者であった牛島満司令官、長勇参謀長が6月22日から23日にかけて自決した。一方で行政の県知事も自決した。島田叡とい ...

「焼け石に水」状態の党勢拡大特別月間

日本共産党が6月2日から9月30日までを「党勢拡大特別月間」と称して、党員の勧誘・拡大に動いている。ただこの党にとっての党勢拡大は、いわば本然的に備わるもので、常日頃が党勢拡大にすべて結びつけられているのだが、高齢党員の相次ぐ死去などで党 ...

瀬長亀次郎の不都合な真実

沖縄県の革新陣営のシンボルとなっている瀬長亀次郎(1907-2001)は沖縄人民党時代、那覇市長の要職にあったときも自分が共産党員である事実を否定し続けた。だが沖縄が本土復帰し、人民党がそのまま日本共産党に「全面合流」した後、日本共産党の ...

沖縄県議選の結果について

沖縄県議選の投開票が昨日行われた。公明党は現有4から、新型コロナの感染状況から通常の選挙活動が困難なものと判断し、現職議員のいる浦添市と、那覇市議から県議に新たに立候補予定だった那覇市の候補者の計2人を途中で取り下げた。結果、2人のみの当 ...

門田隆将という名のドリーマーについて

今日付の産経新聞に作家・ジャーナリストを称する門田隆将という人物が、「新聞に喝!」というタイトルのコラムで好き勝手なことを書いている。愛知県で行われた「あいちトリエンナーレ」という催しで、昭和天皇の肖像がバーナーで焼かれるなどの作品を税金 ...