「焼け石に水」状態の党勢拡大特別月間

日本共産党が6月2日から9月30日までを「党勢拡大特別月間」と称して、党員の勧誘・拡大に動いている。ただこの党にとっての党勢拡大は、いわば本然的に備わるもので、常日頃が党勢拡大にすべて結びつけられているのだが、高齢党員の相次ぐ死去などで党員数が目減りする一方の同党にとって、こうした打ち出しが必要になるのだろう。2年後の7月には創立100周年の記念すべき佳節も控えている。だがすでに独裁20年を批判される志位委員長をはじめ、68年前の白鳥事件などを指して「なんの関係もない」とうそぶく小池書記局長、さらにソ連に敵対してきた正しい共産党とツイッター上で喧伝する山下党建設委員長など、顔触れをみているだけでは、とうてい「革命の日」が来ることは望めない。彼らは永久に来ない革命を夢想して生きる、囚われの身のような状態だ。何度もここで指摘しているが、いい加減に共産主義の旗を綱領から外し、党名を変更し、出直したほうがよいように思う。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。