2020年3月の月別アーカイブ
徒然なるままに

佐賀県という場所

孔子のいうところの天命を知る年齢(50歳)をすぎると、自分の半生を振り返る心境にもなる。自分はなぜ佐賀県で生まれ育ったかと考えると、はっきりいえることは、別の場所で生まれていれば、私は早稲田大学をめざしてはいなかっただろうということだ。私 ...

森友改ざんで自殺した財務省職員の妻が提訴へ

 森友問題で文書改ざんを命じられて自殺した財務省職員の妻が本日、大阪地裁に提訴するという。被告は佐川元国税庁長官(当時の理財局長)と国という。周知のとおり、この事件では死人が出ていた。にもかかわらず門田隆将などのジャーナリストらは、森友・ ...

色褪せる思想と色褪せない宗教

本日付の「しんぶん赤旗」は志位委員長の党内向け指導を1ページにわたり掲載している。2年後の創立100周年に向け、党員と赤旗購読者を3割増やそうとハッパをかけているが、旧態依然とした号令だけの指導であり、根本的に何が問題であるのかわかってい ...

「非」科学的社会主義の党  

昨日付の「しんぶん赤旗」はことし1月の党大会で改定した綱領について志位委員長が学習講座を開いたことを報じていた。日本共産党は2004年に綱領を全面的に改正。このとき中心となって策定に関わったのは不破哲三だったので、このときの綱領を「不破綱 ...

「フクシマ50は特攻隊映画と変わらない」

昨日付の東京新聞のコラム(大波小波)に「原発事故を巡る対策映画」と題して、新作映画「フクシマ50」の論評がなされていた。記事内の記述をそのまま引用してみよう。「巨額の製作費をかけた大作であることは事実だ。だがその内容は『所長』を『上官殿』 ...

草川昭三氏が『アカハタ』に登場した時代

公明党の衆院国対委員長だった草川昭三元代議士が過去に古い時代の「アカハタ」に登場したことがあったことはかつてこのコラムでふれたことがあったが、先日資料を整理していてその記事を再び目にしたので記録しておきたい。1954(昭和29)年12月1 ...